シンスプリント

 

『スネの内側(もしくは外側)が痛い・・・』

『ふくらはぎが痛い・・・』

『走ったり、ジャンプをするとスネの内側(もしくは外側)に痛みが出る・・・』

『スネの内側(もしくは外側)の骨を押すと激痛がする・・・』

『骨がきしむような感じがする・・・』

『ズーンと、鈍い響くように痛む・・・』

 

 

シンスプリントとは、主に「スネの内側」が痛くなる症状です。

人によっては「外側」にも痛みが出る場合があります。

下腿の内側にある脛骨(スネ)の下1/3に痛みが発生することが多く、骨折時のような激しい痛みとは違い、重だるいような鈍痛が特徴です。

別名、脛骨過労性骨膜炎(けいこつかろうせいこつまくえん)。

部活を始めたばかりやスポーツ、ランニングなどを始めたばかりの人に多く起きるため「初心者病」とも言われます。

症状がひどくなると、立ったり歩いたりするだけで痛くなったり、何もしてない状態でも痛みが出るようになることもあります。

 

よく言われる原因が「使いすぎ」「筋力が無いから」「初心者病」です。

使いすぎていてもシンスプリントにならない人はいます。

トップレベルで活躍している選手にもシンスプリントで沢山の人が悩んでいる現状があります。

スネの周りには沢山の筋肉がついています。

例えば、「ヒラメ筋」「腓腹筋」「前脛骨筋」「後脛骨筋」などさまざまな筋肉が付着している状態です。

その筋肉が、走ったり、歩いたり、ジャンプしたりすることで骨の付着部を引っ張り、繰り返し引っ張られた骨膜が炎症を起こすことでシンスプリントと呼ばれる症状が起こります。

シンスプリントの痛みの原因として考えられる重要なものの一つに「筋肉」があります。

ランナーの発生頻度が高く、その20~50%に発生するといわれています。

 

シンスプリントは、日常生活で起きるものではなく激しい運動を繰り返し行うことによる症状です。

一般的に行われる対処法として安静を指導されます。

炎症がおきて痛みが出てきますので氷などで冷やすアイシングも一般的な対処法の一つです。