『スポーツをしている時にブチッと音が聞こえて激痛が走った』
『突然、痛くなり、腫れてきた。痛みがだんだん強くなってきた』
『患部が腫れてきて、痛みも徐々に強くなってきた』
『歩く時に少し痛みを感じる。張り感がある』
『内出血があり、歩くのも困難』
『患部がへこんでいて歩くこともできない』
『同じ箇所を何度も痛めてしまう』
肉離れとは、急にジャンプをしたり、全速力で走ったりする動作によって、筋肉が強く収縮することで起こります。
筋繊維という繊維状の細胞の一部が強い筋収縮によって損傷する状態です。
このように、筋膜や、筋肉の一部が断裂し、損傷することを、「筋膜損傷」や「筋損傷」と言い、これらのことを「肉離れ」と呼んでいます。
その他にも「筋断裂」という筋肉が完全に断裂してしまっている状態のものもあります。
このような状態の肉離れは、ふくらはぎや、太ももに発生しやすいのが特徴とされています。
なぜ肉離れが起こるのか
スポーツなどで急激に筋肉が伸縮した時に、肉離れを起こします。急に無理な動きをした時に、肉離れをしたという経験がある方はいらっしゃいませんか?
ウォーミングアップなどが不十分であったり、筋肉の疲労が蓄積していて、筋肉の柔軟性が失われている時に激しい運動などをしてしまうと肉離れを引き起こすことがあります。
また、やろうとした動きに対して、筋力が足りていない時も負担に耐えきれずに、肉離れを起こしてしまいます。
筋肉を柔らかくするためにストレッチやマッサージなどをやっているけど、なかなか状態が上がらずに、動くと違和感があったり痛みがなかなか取れないという方も多いと思います。
なぜ改善されないのか。
肉離れを起こした患部だけではなくて、そこに関連する筋肉の柔軟性や、関節の可動域を広げていくこともとても大事になってきます。
人それぞれ、筋肉の緊張する場所は、違っているので、肉離れの症状をひと括りにして扱うのではなくて、なぜ肉離れが起きてしまったのかをしっかりと考えて治療を行うことがとても大切になります。
実際に問診や治療を重ねていく中で、その方の肉離れを引き起こしている原因を探していきます。